1990

升谷氏による、サイクリング部20年の歴史を記した「20年の轍」が再録されており、「ルーツを探る」ではクラブの行事や習慣の起源が記されている。

二十歳の原点 (山根氏)

氏の一年や、峠、酒などのトピックについての文章。以下は「エピローグ」より。

4月以降、ボクの生活はサイクリング部とともにあった。これからもずっとそうであろう。サイクリングしていてよかった、と思う日の数々、そして良き仲間に出会えたことがボクを成長させている。明道館のボックスの中にいると、諸先輩方の時間を吸収し続けてきた空間を感じることがある。数々の事がここで始まっている、という感じである。  そして今、ボクはある境地に至った。 「阪大に入れたことよりも、阪大サイクリング部に出会えたことがうれしい」