1998

 

どうせ何も言えないから (森内氏)

どうも人前で喋るのは苦手で、思っている事を伝えられない。改選部会の時もそうだった。いざ壇上に立つと、引退に対する実感というものが沸き上がり、またみんなの視線をあびている立場に緊張してしまい、頭が真っ白になった。別に立派な事を言おうとしたわけじゃ無い。自分の素直な気持ちすら言い表せないのがもどかしかった。

だから今度は誌上に著してみようと思う。もしかしたら改選部会の時と矛盾しているかもしれない。でもたぶんどちらも嘘じゃないと思う。たぶんどちらも素直な自分の気持ち。

私は入部してから約三年間まじめに、というか積極的に活動してきたつもりです。最初のうちは「がむしゃら」という言葉のように、少したって体力的にも精神的にも余裕が出てくるようになると純粋に楽しみを求めて自転車に、そしてチャリ部に接してきた。引退する直前は随分とわがままを言ってしまったような気がします。トレランでバスケやサッカーをする事に私個人としては反対ではないのだけど、三回生が表立って主張していたら反対できないよね。そんな事は分かっていたんだけど、長く部内にいる間にある程度の枠の中で活動していたような気がして、それを打破してみたい気持ちが先行してしまった。穏やかすぎる部に少し波風を立ててみたいと言う好奇心もあった。このままで終わっても満足はできるのだろうけど、何かが足りないみたいな・・・・それで自分らしく無いけど少し無茶をしたと言うか、強引に我を通すような事をしてみた。迷惑をかけた方々、本当のごめんなさい。

でも最後にこのようなことが出来て自分ではとても良かったと思う。というのも、自分で本当にやって言いのか分からない事を推進している時に、自分を勇気付け協力してくれる者、それと同時に間違っているのではないかと諭してくれる者が多く存在した事である。このことが本当にうれしかった。自分のやっている事を否定さていことに恨むと言う気はまるで起こらず、逆に自分の事を常に見てくれる者がいると言う安堵感みたいなものを感じた。こういう自分の気持ちが確認できたのは良かったんだけど、自分のとった行動はしょせん個人のわがままでしか無いんだろうな。わがままはいいと思うけど。一応部という集団に属しているのだからせめて他の人に迷惑をかけない範囲で行動すべきだった。

集団で思い付いたんだけど、このチャリ部の自由な雰囲気は長所であるとともに、最大の短所であると思う。この自由な雰囲気は私も好きだが、部である以上、常識の範囲内での規律ぐらいあると思う。時間の問題もそうだし、部費のこともそうだ。笑って流すのも限界ってもんがあるんじゃ無いかな。あと、合宿中のジュースのこと。何でこんな理不尽なルールがあるのあるのか分からないが、現段階では一応禁止されているはず。ならやっぱり従うべきであろう。誰だって夏は冷たいものをのも飲みたい。春(夏?)の六甲TTのような場合は別として、みんな我慢しているはず。

それをどうして守れないのかな?このルールがおかしいと思うなら、部会にでも提案して改善すれば済む事。何も一部の人間でこそこそと人目を盗んで飲む事ないんじゃないかな?愚痴ぽくなっちゃったけど、ここがこの部で一番嫌な事だったかな。 引退してから一週間くらい立つけど心は未だ現役って感じがします。私の大学生活の大半を占めているチャリ部を奪われるのが、自分で自分をOBなんだと認めてしまう事が怖いんです。だから今も現役と余り変わらない生活をしています。

現役の皆さん、邪険にしないでね。また同会とも忘年会や冬合宿と言った企画があります。少なくとも在学中はちゃり部に、自転車にかかわっていくだろうし、多くの仲間も同じだと思う。意見を完全に一致させる事は出来ないけれど、一緒に楽しく行動出来る、おたがいに認めあう事ができる、口ではけなしていても心の中では解り合っている、こんなに素晴らしい仲間に出会えて本当に良かったと思う。 今この三年間を振り返ってみると、本当に充実した三年間だったと思う。後悔なんて絶対にしない。たくさんの楽しい思い出をありがとう、そしてこれからもよろしく。 って、読みかえすとかなり恥ずかしい。まだ何か足りないような気もするけど、一応これが今の素直な気持ち。だから余り推敲せずにそのまま載せます。妙な事が書いてあっても気にしないでね。