OUCC歴代ユニフォーム展


ツアー班歴代ユニフォーム

昭和42年度
銀輪創刊号にある、昭和42年度夏合宿のひとこま。アルバムには“屋島にて”とある。左から2番目の人物が着ているTシャツには、「阪大CyclingClub」と書かれている(拡大図)。おそらく手書き。OUCCユニフォームのはしりと言えそう。

昭和43年度
S43近藤氏の情報によると、この年の夏一次合宿の際に「阪大(C.C.?)」という文字のテンプレートを利用したユニフォームが作られたそうである。素材となるTシャツは各自持参で、テンプレートによる文字は左胸に。
 
 
 
昭和46年度
古いアルバムのなかから。‘71.8の日付があり、妙中、福本、坂本、大関、川口、小林、松浦、林田各氏の名前が見られる。背中のデザインは不明。
 
昭和48年度
アルバムにはタイトルがなく、何年の何の行事であるかは不明だが、S48入学の細川氏の情報と、写真右から二番目の人物がつけている名札(S48坂井氏)から、昭和48年のラリーの際の写真かと思われる。背のデザインは白で"OSAKA UNIV. CYCLING CLUB"。

昭和48年ユニフォームデザイン(S43近藤氏提供)

 

 

昭和51年度
S48細川氏提供。デザインは後ろの文字と袖のラインのみ。
「このユニフォームはS51に作られたものだと思います。この前のユニフォームはS48の阪大ラリーで作られた草色のものであり、この次のユニフォームはS52の阪大ラリーで作られたもので、当時としては珍しくラリーも無いのに作られたユニフォームです。質は化繊分が多く、汗を吸い取りにくいとあまり評判が良くありませんでした。写真で見て解るように袖がとても短く先がゴム編みでつぼまっています。いわゆる学校の体操着スタイルです。このようなデザインはこの後は無さそうです。」(S48細川氏)
 
 
昭和52年・53年・54年度
ユニフォームはS52寺田氏提供のもの。S52もS53(S54)もほぼ同じであるが、
S52・・・右袖にイニシャル。厚手、少し粗めの生地(S55と同じ)
S53・・・左袖にイニシャル。厚手のなめらかな生地(S57と同じ)
という特徴がある(S53ではなくてS54かも知れない。S54岡野氏の情報によればS53は7分袖だったそうである)。また、両者ともフエルトで文字をプリントしている。
「S54夏ツアーとして浜地、後藤の両氏と日本縦断をしたときに着ていました。ゴールの宗谷岬の手前でわざわざユニフォームに着替えたような記憶があります。」(S52寺田氏)

S52・阪大主管ラリー北摂大会の開会式の模様

 

 

 
昭和55年度・56年度
表:2本線に挟まれた“OSAKAUNIV."裏:2本線と“CYCLING”。生地は普通のTシャツよりもずいぶん厚め。左側に走る2本の線は、表に回って、左胸のOSAKAUNIV.の文字を挟んでいる。S55岡野氏提供。部室のアルバム中にこのTシャツを着た方の姿を写したものが残っている。どなたなのかも撮影者も不明だが、S54稲村氏と同行したツアーの際に撮られたものと思われる。56年のものは同じデザインで色と材質が違うが、詳細は不明。
 
昭和57年度
スポークが7本しかないのと、ハブを省略して中心から延びているせいで、当時はレモンに見えると言われたそうである(S57升谷氏談)。厚手の生地に、フエルトのようなものでデザインをプリントしており、重厚感がある。
 
昭和58年度
since1964は誤り。生地が弱く、印刷もはげやすかったので、ひと夏でウエスのようになってしまったそうである(S57升谷氏談)。したがって現存しているこのTシャツはごく少ないと思われてい、事実ほとんど残っていなかったのであるが、S54畠中氏のもとにデッドストック状態で保管されていることが判明。お宝鑑定団が出動する大騒ぎとなった(笑)。
 
輪球班もこのユニフォームを使用していたようである。→当時の試合風景
 
昭和59年度
S58版とほぼ同じデザイン(Cyclisme→Cycling)。左袖に個人名をプリント。
 
昭和60年度
左袖に個人名を刺繍。背中のデザインは“ehime”という文字をデザインしたもので、Tシャツ屋のサンプルにあった愛媛大学サイクリング部のデザインを、それと気付かずにそのまま使ったらしい(S57升谷氏談)。表が中抜き文字の“OSAKAUNIV.”というのは、おそらくこの年だけである。

表のロゴデザイン

 

 

昭和61年度
左袖に個人名を筆記体風に刺繍。確認できたものの中では、“OSAKAUNIV.”を挟んで縦2本線が入っているのはS55のユニフォームとこの年のものだけである。

表のロゴデザイン(要確認)

 

 

昭和62年度
左袖に個人名(またはニックネーム)を刺繍。このデザインは銀輪‘88の表紙と同じ。また、同デザインで黒のトレーナーもあり。(H1年に作成)
 
昭和63年度
前年に作られたヨットパーカーのデザインを流用。写真はS57福田氏提供。
 
平成元年度
画像は本年度OBランにて撮影(H4斉藤氏所有のもの?)。部室のアルバムでは赤地に白のものがいくつか写ってい、こちらがオリジナルかと思われる。
 
平成2年度
H2西村さんの話ではH1沼前氏のデザインだそうである。シマノの解説書にあるような構図。
 
平成3年度
デザインが好評だったため、25th行事に寄付をして下さったOBへの返礼として作成されたTシャツにも同デザインが使われた。ただし、白地に青で、前は小さく「OSAKAUNIV」「25th ANNIVERSARY」、そして自転車のマークが入ったもの。
 
平成4年度
デザインはH2重田氏。マスコットの元絵はH2西村さんの手によるもの。ラリーのパンフレットの表紙を描いた時に何気なく使ったキャラクターが、いつの間にかラリーのマスコットになってしまったのだとか。

表のロゴデザイン

マスコット

H4・阪大主管ラリーの開会式の模様

 

 

平成5年度
デザインはH4吉川氏。下地の色は色落ちが激しく、すぐに色あせて白になってしまった。文字の一部に間違いがあったとかなかったとか・・・?
 
平成6年度
自転車と"OSAKA UNVERSITY CYCLING CLUB"。実はIが抜けている。H4吉川氏のデザイン。自転車にとまっている鳥は「クルックー」であるらしい。
 
平成7年度
デザインの段階では「since1966」だった文字が、最初にできあがった時には「since1996」になっていて、印刷屋に戻してやり直してもらったら、今度は「since1969」になって返ってきたという不運なTシャツ。結局このままで配布された。実はこの訂正が入っていないという超レアもの(笑)が存在する。
 
平成8年度
H8奥野氏デザイン。通称ちゃりT。現在でも非常に人気があり、毎年のように再生産されている。
 
平成9年度
H9年のラリー主管記念。丸の中に「曽爾・daka-raラリー;提供・大阪大学サイクリング部」の文字と、チェッカーフラッグに自転車のマーク。デザインはH8薄田氏。
 
平成10年度
ワールドカップの年ということで、あのマークのもじりとなっている(ボールのかわりにブロックタイヤ・O.U.C.C.'98の文字)。デザインはH8薄田氏。印刷にずいぶんと手間取ったらしく、通常は7月後半に行われる夏合宿に間に合わせて作っていたものが、8月の後半に行われる2次合宿にも間に合わなかった。また,通常は左前にあるOSAKA UNIV.のロゴが右側にある。
 
平成11年度

(モデルH11熊ちゃん)

使用上の注意

左胸にあるロゴ

表のデザインが例年と違う。ひだり胸に4cm角でOUCC等とかかれている。

デザインをした新延氏のコメント「このエコマークと説明文は、このTシャツを着ているエンジン(人間)に対して書かれています。エコマークの上の自転車はこの人間は自転車専用エンジンであることを表しています。」

平成12年度
デザインはH11山尾氏。 (以下、山尾氏からいただいたコメント)
このデザインは見れば知ってる人もいるかも知れないですけど、 平安時代の人物 鳥羽僧正の描いた「鳥獣戯画」です。なんでこれにしたのかってのは、 あんまり自分でもよく分からないんですけど、ユーモア感覚というのが、この絵には みなぎっていて、動物を人間化することで、人間と動物との距離感を一気に縮めている点に この作者の凄みを感じた訳です。 他にも明治時代のビコーの風刺画で自転車に乗ってる芸者さんの絵とかも 案として出したんですけど、個人的にはこっちの方がよかったかなと。 このデザインで、カエルやウサギやサルがいるわけですけど、ちょっと多すぎたかなと 思います。チャリを担いだサル一匹でよかったかも・・・あまり多いとバランスが悪くなって デザインの主張するところがぼやけてしまうなと後で感じました。さらに色(オレンジ)は あんまりいけてなかったなと・・・と自分にとってはこれは失敗かなと悔やんでいます。 とまあ、不満ばかりになってしまいましたが、自分のデザインを選んでくれた部員のみんなには 感謝しています。

 

輪球班・レーサー班ウェア&オプショナルウェア


昭和57年度 OUPCウェア
当時部内で結成された「OUcc Puttering Club」のウェア。
(S56畠中氏のginrinML通信文より抜粋)
あの頃、ポタリングの参加者が少なくて、参加しているのは、毎回よく似た顔ぶればかりでした。ポタリングのコースも毎回毎回エスカレートして、北摂のフィールドに着いてからは押し、担ぎの連続で山中道に迷い、日が暮れて自転車を置いて下山しようとしたことが何度かありました。
毎回よく似た顔ぶれが参加--> 走ったことのあるコースは走りたくない--> 回を重ねるごとにマニアックなコースに--> ポタリングに気軽に参加できない参加者が少なくなる--> 毎回よく似た顔ぶれが参加という悪循環が起こっていたと思います。
このことにポタリング常連の私も責任を感じていました。もちろん、ポタリングは、トレーニングをかねていましたが、「ポタリング」=「自転車散歩」という本来の意味に立ち返ろう!北摂の自然に親しみ、部員の誰もが気軽に参加でき、自然の中で自転車に乗る楽しみを満喫できるものにしよう!という気運が我々の間で高まり、有志でOUPCを結成しよう!ということになりました。それじゃトレーナーも作ろう!ということなり、大村さんに頼んでデザインしていただきました。
OUPCの精神に賛同していただける方にトレーナーを買ってもらおうと思っていましたが、大村さんデザインの猫の絵があまりにもかわいらしく、あっという間に部員の間で広まってしまい、OUPCの精神(そんな大それたものじゃないですが)まで伝わったかどうかは定かではありません。
ただその後、すき焼きポタ(高台寺山の山頂からの眺めを満喫しながらすき焼きを食う)なんかのイベントを組んだりして、以前よりは楽しめるポタリングになったのでは?と思っています。
 
昭和59年度 琵琶湖ラリーはっぴ
写真はS57升谷氏所有のもの(モデル:H10佐々木さん)。参加者のサインがいっぱい。「ラリーが始まる前からベースの周辺でこれを着てウロウロしていたら役場から怒られた記憶があります.」(S57升谷氏)
 
昭和59年度 ACDC
(S59黒川氏のginrinML通信文より抜粋)
私が1回生の夏に,S57の大橋さんの音頭とりで,「ACDC」という謎のT シャツを作っています.
ACDC:AdultContemporaryDiscoClub(だったと思う)
青地に黄色の文字だったと思います.
団体の実態はDCの部分で,当時Disco好きのメンバーが「ノリ」で作成したものだったのではと記憶しています.
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TシャツはS56西尾氏提供。デザインはS57池島氏。
 
昭和60年度〜 輪球班
当時の輪球班が作成したもの。ただし人数が少ないためになかなか捌けず、ツアー班も購入して協力していたそうである。数年間同じデザインで作成。(S57升谷氏談)
 
昭和61年度 トレーナー
写真は‘86年14th中国ブロックラリーでのもの(部室のアルバムより)。参加者は増田氏、江口氏、黒川氏他。
 
昭和62年度 ヨットパーカー
トレーナーにフードがついた形で、厚みがある。基本色はグレーだが、有志による再生産の際に「きなり」のものが作られたそうである(S56畠中氏、S58宮田氏談)。このデザインはS63年のユニフォームに流用された。(S57福田氏談)
 
昭和63年度 ラタンバラリースタッフポロシャツ
平成元年に行われた阪大主管ラリーの本部員用として作成されたポロシャツ。デザインは控えめに胸のマークのみ。あまり好評でなかったとか・・・?(提供:S62松村氏)
 
平成元年度 近サ連RTT優勝記念「ぶるとらまん」Tシャツ
1989年のRTT優勝記念に作成(画像はS57升谷氏提供)。
 
H2 リバーシブルブルゾン
H2西村さんの情報によると、このブルゾンはH2の秋に作られたそうである。少々厚手で、スタジアムジャンパーといったほうがよさそう写真のモデルは最近部室の一隅から発見されたもの。
 
平成3年度〜 TNFブルゾン
モデル H6岩城氏
デザインはH2橋口氏だという話を聞いた記憶があるが、定かではない。ノースフェイスのタウンユースモデルを素材にしている。デザインはH3より変わらないが、当時よりも選べる色が増えたはずである。また、近年はもう少し上のランクのジャケットに印刷してもらうことができるようになった。
 
平成9年度 〜 レーサー班チームジャージ
レーサー班のチームジャージはH8年に作成されたのが最初。この時は黄色地に青で"OSAKA UNIV."と校章である銀杏マークを。図はH9から作成されているモデルで、通称「マイヨ阪大」という。レース界では結構有名だとか。裏は表と逆の配色で同デザインとなり、レーサーパンツも同色デザインとなっている。
 
平成10年度  旧道倶楽部
デザイン・地図作成はH6永冨。地図は兵庫県古坂峠旧道。旧道倶楽部の文字は阪大落研内の筆心会による寄席文字。大学生協のキャンペーン中に発注したため、版下が残っていず、図らずも限定11着のプレミアものになってしまった。
 
平成11年度  旧道倶楽部
前年と同じ構成で、地図は岐阜県ホハレ峠。この年は専門の業者に注文し、Tシャツで作成された。
 
平成12年度  旧道倶楽部
地図は北海道礼文華峠。試験的に等高線モデリングで作成された(by Deltagraph4.0)。

グッズ・記念品

昭和55年度 リーゼミピンズ
'80に阪大が主催したリーゼミの記念品として作られた。S54岡野氏所蔵。阪大の「阪」の字を自転車に見立てたこのマークは、そういえば部の倉庫の扉に描かれていたものであった。
 
昭和59年度  琵琶湖ラリー 参加記念品工具袋
ラリー参加者への記念品として作成。色は赤・青・緑・黒の4種類。(提供:S57福田氏)
 
昭和61年度 ミニチュア部旗
創部20周年の年に、当時紛失していた部の旗をリニューアルした記念として作成。OB会へ寄付をしたOBに記念品として贈呈された。(提供:S57福田氏)
 
昭和63年度 ラ・タンバラリー参加記念品工具袋
(提供:S57福田氏)
 
平成4年度 篠山ラリー参加記念品工具袋
写真は部室に残されていたもの。
 
平成8年度 ふらっと富良野記念公式バンダナ・ボトル
30周年記念行事“ふらっと富良野”の記念品として作成されたもの。 
ボトル:H6永冨のデザイン。ノースフェイスのぱちもんである。実際はラベンダー色と黒の組み合わせ(写真はデザイン下)。
バンダナ:自転車の部分はH6穴見氏のデザイン。赤、青、黄、紫、緑など8色のバリエーションがある。
 
平成10年度 曽爾ダカーララリー 参加記念品扇子
平成10年の阪大主管ラリーで参加者に配られた記念品。単なる扇子ではなく、色紙としても機能した。マークのデザインはH8薄田氏で、Tシャツにもこのマスコットが登場している。
その他・写真など
各大学ブルゾン揃い踏み
平成11年度OBランにて・その1
平成11年度OBランにて・その2
平成11年度OBランにて・その3
平成11年度OBランにて・その4